肩之部

○背 は秋の理故大戸辺様月読様二神の理。是れは身の内四季の理にして此の頭に付くものが目と耳。顔に付くものが鼻口。腹に付くものが臍(ほぞ)一の道具。背に付くものが手と足合わせて十二、十二月一年の理。之れが八方(やかた)の理身の内八方と所に現れる理は人間が使い間違いの理が出る四季の所に現れる理は重い理が出る。

 

肩 両親。主人親方にも取る。

 

   肩は左は月様右は日様一番最初に造り下さるそれより背骨を造り下さる人間にては両親なぎなみ二尊が型故に両親に対する埃なり肩の痛みはすべて掛り来たる事を逃れよ外そをとする理。

 

肩のこり (鬱血)苦しきは先を積もり肩のこるではない心が凝るのである人間の積もり通りには行かぬ例えば今日から明日の事つもりを仕過ぎる。又怒る心我が慢短気我が思う通りにせよと思う心のつかえ欲しい心。行わずして一心気の凝り。

○日々出来ぬ事やあれも是れもと心に物事あせる心こり固まり苦しむ気安まず心落ち付かず足納足らん。

○我が身悪しき事を口で云いぬけすべて我れに掛かる事口で云い抜ける我れに荷をはずす。

○せにゃならん事をせず捨ておき出来ん事を心に積もり心で思いつめる日々思う荷を心にかつぐ。

○我れのすべき事荷なうべき事を荷なはぬ故天より重しを荷わせらるゝ道理で重くなる身惜しみで荷を外す行わぬ肩を入れると云う如し。

 

 

早打ち肩 (俗にケンビキ肩越しと云う)親に心配を掛け不孝の道を通りて置き何とも思わず。又日々己が責任を負わず高慢我慢強く又仕事の先積もりて其の事の出来ぬ時は日々不足にし日々其の日/\の大恩を忘れ不足を積む埃。(肩の腫物父母に当っての出来物の理。其の他の事も是れに順す)